概要
本AIは、建築基準法に定める定期点検業務(いわゆる12条点検)において、作業者が、建築物の遵法性を調査し、また、既存不適格である根拠条文を抽出する作業を補助するものです(特許出願中)。多くの建築士の方のご協力のもと、本AIが完成いたしました。また、本AIを活用したビジネスプランについて、表彰をいただきました(https://mainichi.jp/articles/20240226/org/00m/100/005000c)。
機能
遵法性判定機能
AIが、建築物の違法箇所が既存不適格かどうかを判定する機能です。
本作業は、従来は、全て作業者の手作業により行われていましたが、本AIを利用することにより、所要時間を13%に短縮することができます(弊社調べ)。
確認済証の日付と、現行法で違法な個所についての説明をAIに入力します。AIは、受け取った情報を関連法規に照らし、当該違法箇所が既存不適格かどうかを回答します。また、判断の根拠とした条文も回答します。
リスクシナリオ生成機能
建築物の違法箇所を放置した場合に生じる、法的リスク(処されうる刑罰)と安全リスク(脅かされる安全)のシナリオを生成する機能です。
建築物のオーナーに建築物の保全の重要性を説き、建築物の安全の向上に役立てるための機能です。
確認済証の日付と、現行法で違法な個所についての説明、および、遵法性判定機能の結果をAIに入力します。AIは、受け取った情報から、当該違法箇所を放置した場合に生じる法的リスクと安全リスクについての具体的なシナリオを生成します。
使い方
本AIは、チャット形式で提供します。AIに、各種の情報を入力するだけで、適切な回答が得られます。
お知らせ
本AIを搭載した12点検補助アプリケーションの特許を出願中です。この、特許を受ける権利を譲渡したいと考えております。ご興味がおありの方は、問い合わせページよりお問い合わせください。